言葉をそのまま受け取れない。悲劇のヒロイン風情。~すれ違いに寄り添う音と香り~

プレイリスト集「ご褒美は余韻」

誰かのやさしいひと言に、素直に「ありがとう」が言えないとき。
疑い、ためらい、穿った見方。
「どうせ本心じゃないでしょ」
「社交辞令でしょ」
そんなフィルターをかけてしまう自分にの、うんざり。

真っ直ぐ受け取れない。
まるで、自分だけが傷ついたような顔をして。
そこそこ高いプライドも手伝って、誰よりも悲劇の主役を演じて。
誰よりも、冷めた顔で言い訳をして。

そんな自分を見つめるとき、怖くなる。
「このままじゃ、本当に誰も信じられなくなるんじゃないか」って。                「このままじゃ、大切なものを失くしてしまうんじゃないか」って。

Shisheido / Fennesz
 にじむようなノイズの中に溶けていく。
 自分の存在もあやふやになる。

Hurts Too Much / Cinnamon Chasers
 感情を抑えようとしても溢れ出る苦しさ。
 でもどこかに感じる希望の微光。

Light and Shade / Goldmund
 モノクロームな音世界。
 わずかに響く光の気配が救いのよう。

DEPARTED (feat. Neeko Hash) / Cristown
 心のなかで何度も繰り返す対話。
 浮かぶのは自分を責める言葉。

black wings / inc.
 抱きしめるようなスロウビート。
 痛みを知った羽根がそっと舞う。

Best / Gracie Abrams
 どうしようもなく拗ねてしまった夜、
 「本当はちゃんと向き合いたかった」

By This River / Alva Noto, Ryuichi Sakamoto
 言い訳も、自虐も、静かに洗い流される。
 終わりじゃない。始まってもいない。

※選曲はあくまで選者の独断と偏見によるもの。曲名や歌詞が必ずしもプレイリストのテーマと一致するわけではありませんが、曲調や雰囲気がどこか皆様の心に響くことを願っています。※可能であればアプリの自動再生機能はOFFでご視聴頂けますとより静かに余韻を感じられると思います。

🌿 心を解凍する香り

ディフューザーに各精油を1〜2滴ずつ。
特に夜、「自分の心の声を聴いてあげる時間」に。

🔚 このあと、できること。

まずは、今の自分に優しくする。
「うまくやろうとしたけど、今はうまくいかなかっただけ」

無理に仲直りしようとしなくていい。
無理に何かを伝えようとしなくていい。
ただ、拗ねた自分を否定しないで。認めて、受け容れて。
気づけた今この瞬間からが、新しい始まり。

また灯火のもとで

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